大宮五十鈴神社の大三国

9月の駒ヶ根はイベントが目白押しで、とても豊かな文化行事に触れることができました。その中で、毎年秋分の日に行われる大宮五十鈴神社の例大祭も、9月22日に盛大に行われました。大宮五十鈴神社と言えば、宵祭りの「大三国」と呼ばれる筒花火の奉納行事が大変有名です。例大祭は、上穂、北割、中割、南割区の氏子たちの年番制で守り継がれています。打ち上げ花火と共に、祭りの圧巻は夜7時からの大三国です。櫓の上に仕掛けられた筒花火から音を激しく上げて火花が吹き出し、火の粉を浴びながら氏子衆が上半身裸の腹掛け姿で纏を回しながら厄払いを行います。「わっしょい わっしょい」の気勢の中、男の祭りは盛大に執り行われます。見学者も火の粉を浴びますから、衣類の焼け焦げには覚悟をして、また来年もお越しください。(写真提供:駒ヶ根市)

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