氷点下の毎朝~駒ヶ根高原スキー場

12月も中旬となり、長野県の天気予報は雪の予報を伝えるようになりました。駒ヶ根も中央アルプスに降る雪の“おつり”を浴びますが、本当の降雪はまだこれからです。しかし気温は順調に下がり、いよいよ毎朝が氷点下になってきましたので、「駒ヶ根高原スキー場」のオープンが気になるところです。冷え込みさえ始まってくれれば降雪機をフル稼働させて、オープンまではそう遠くはないでしょう。
スキー場経営はギリギリだそうですので、今年もオープンしてくれてホッとしています。開業時はまだバブルの頃でした。それが早くも30年を迎えようとしています。それ以前のスキーと言えば一部の若者の特別なスポーツといった趣で(宮田高原スキー場というのもあるにはありましたが)車山高原か白馬村まで行かなくてはなりませんでした。それが市内から15分以内の距離にスキー場が出来てしまったものですから、大変な騒ぎだったことを覚えています。クルマにスキーキャリアを乗せていないと「時代遅れな人?」みたいな雰囲気さえありました。小さな子供からスキーを始められるようになったのも駒ヶ根高原スキー場のおかげですし、昔鳴らしたご年配が再び気軽にスキーができるようになったのも駒ヶ根高原スキー場のおかげです。スキー後進国だった駒ヶ根でスキーが身近なものになり、駒ヶ根スキークラブが会員数130名のビッグクラブになったのも駒ヶ根高原スキー場のおかげです。できればずーっと続いてほしいと願う人は少なくありません。

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