2月11日「建国記念日」の駒ヶ根です。
「そもそも、建国っていつ?」…それは紀元前660年の今日、初代「神武天皇」が即位した日から始まります。したがって今年2025年の日本は、建国から2685年が経ちました。
アメリカ合衆国は、独立宣言から建国249年。中華人民共和国は、1949年の建国から76年です。
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豪雪のニュースが多い中、それでも立春を過ぎ、暦は新生活へ向けて加速しています。我らが「箱根駅伝のスター・伊藤大志君」もいよいよ社会人になります。
2025年のお正月の箱根駅伝を少し振り返っておきましょう。
今年も、伊那谷出身のランナー3人が晴れ姿を披露してくれました。
箕輪町出身の駒澤大学3年・山川拓馬君は例年通りの箱根往路最後の山登り5区。懸命に坂道を登る姿には、少年から大人の顔に変わった成長が感じられました。
飯田市出身の創価大学2年・小池莉希君は復路の最終ランナー。日の丸がはためく銀座の大観衆の中を走る姿には、きっとご両親も涙されたことでしょう。
そして、我が駒ヶ根市出身の早稲田大学4年生主将・伊藤大志君は最後の箱根。鹿が駆け抜けるようなバネの効いた走りで、復路7区・小田原~平塚の海岸線を区間4位の速さで走りきりました。
伊藤大志君を本ブログで最初に取り上げたのは、佐久長聖高校時代に早稲田大学進学が決まった頃。この先4年間、箱根でその雄姿が見られると書きました。
残念ながら3年時は、インフルエンザによって欠場を余儀なくされましたが、ラストイヤーの今年は有終の美を飾ってくれました。
ものすごい1年生が入部してくると言われて、早稲田へ進学した伊藤君でしたが、大学時代は伸び悩んで苦労したようです。
才能に溢れた後輩たちが、どんどん大学に進学してくる焦りもあったでしょうし、何よりも生活環境が大きく変わった影響は走りにも影響を及ぼしたことでしょう。
それでも早稲田の主将まで務め、鳴り物入りで入部したその実力は、十二分にチーム力を押し上げたと思います。
卒業後もランナーを続ける道を選んだようです。この春からは、大阪の「NTT西日本」に勤務します。関西ですと、故郷の駒ヶ根からは遠くに行ってしまう気がしますが仕方ありません。
2026年からは、元旦の「ニューイヤー駅伝」で雄姿が見られるように、まずは出場権を勝ち取れるように活躍されることを祈ります。
こうして伊那谷の箱根ランナーたちは、桃澤大祐選手(中川村・山梨学院大学)、春日千速選手(駒ヶ根市中沢・東海大学)からのタスキが繋がれており、伊藤大志君を経て山川拓馬君、小池莉希君へとリレーされています。これからも続々と、彼らの後を追う箱根ランナーが、駒ヶ根や伊那谷から現れてくれることを念じてやみません。