11月の初雪

24日未明から降り出した雪は、関東甲信越を中心に11月としては異例の積雪を記録しました。駒ヶ根でも約12~13㎝も積もり、これは11月に降った雪としては観測史上で最も多い積雪だそうです。

数日前の小春日和からは一転、まさかの雪にほとんどの人がスタッドレスタイヤなどはまだ交換していない為、てんやわんやの状況でした。
伊那谷を走るJR飯田線も架線の凍結で一時運転が止まるなどして、冬には慣れっ子の筈がカウンタ―パンチを食らったような感じです。
りんご「ふじ」の収穫は今が最盛期ですし、スタッドレスタイヤだって例年は12月中旬が交換のピークです。水道管の凍結防止作業もまだこれからの仕事ですから。

そもそも伊那谷の人びとにとっての冬とは、1月末頃に来る超極寒のピーク時期こそが冬だと思っています。そのため、寒くなりはしたものの、まだ11月では冬とは認められません。「今から着てどうする!まだ早い!」などと言って、都会の人のように11月からダウンジャケットは着ないのです。
そこへもってきて今回の積雪は、急に訪れた冬に仕方なく覚悟を決めるといった心持ちです。

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