薪ストーブのある暮らし

皆さまの新年は順調なスタートでしたか?
駒ヶ根は最も厳しい冬を迎えています。さて、こちらで新築される家は、近年「薪ストーブ」が多く見られます。黒い鋳鉄のストーブはインテリアとしても堂々の存在感を放ち、大火力でクリーンに空気を温めてくれます。そして何よりも、炎や熾のゆらぎを眺める冬の暮らしは代えがたい贅沢です。コスト的には石油ファンヒーターの方がはるかに安価ですし、薪代も灯油よりは高いかもしれません。そして何よりも薪の準備が大変です。薪割りを自分でするとなれば重労働。薪の乾燥は半年以上が必要ですから、春から始めた薪割りも実は来年用なのです。薪置き場も結構なスペースが必要ですから、薪小屋があった方がいいでしょうし、薪運びには軽トラックも欲しいところです。薪ストーブの暮らしには結構お金もかかるし、労力もいることなのです。
お年寄りは、子供の頃の薪集めの重労働の経験から、「薪ストーブなんてとんでもない!」と忌嫌う方も多くいらっしゃいます。しかし若い世代にとっては、薪ストーブを焚く冬のために夏場に汗を流すことや、手間を費やすこと、お気に入りの道具を揃えることなども含めて、「家を建てたら薪ストーブを置きたい!」と憧れるライフスタイルの一つです。
(駒ヶ根市のストーブ販売店『ファイアーサイド』様のyoutube動画をリンクさせていただきます。webサイトはこちらhttp://www.firesidestove.com