節分を迎える駒ヶ根です。
皆様のご家庭では、「節分の豆まき」をされますか?
目には見えない世界を畏れ、祈祷や厄払いが生活に密着していた頃とは遠い現代。「豆まきなんて意味がない!」と、行われなくなっていく危機感が募ります。
ところが、実は現代にこそ「邪気」は広く蔓延し、邪気を払う豆まきの行事は、自分や家族の安全を守るための、大切な「魔除け」の神事、仏事です。
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「医者」に成りすます悪意と、邪気に誘われる老人たち
その方は45歳くらいの東北出身の男性でした。
不思議なほどに、彼の話し声には人を惹き付ける魔力がありました。
東北訛は出逢う人を油断させ、まるで俳優の「梅沢富雄」ではないかと錯覚するほどの、良く似た声の持ち主でした。
あまりに「健康」や「医学」の知識が豊富でしたので、場末のスナックのカウンターで尋ねてみたのです。
「以前は、医療関係のお仕事でしたか?」
その方はとても正直に答えてくれました。
先生と呼ばれる仕事をしてはいたが、それは年寄りを騙す為の、白衣姿の医療従事者の役回りだったこと。医学の知識は、その時に覚えたものに過ぎないこと。『パン一斤、もれなく無料プレゼント』等で年寄りを集客し、白衣を着た私が講演をする。
そして講演の終わりともなれば、年寄り達は何らかの契約をさせられて帰っていく。実はそんな仕事をしていたのだ、と話してくれました。
25年ほど前にも、伊那谷のあちらこちらで、この商法が繰り広げられました。
大きな空店舗が「○○ライフ」の看板にかけ替えられ、近所の年寄りを盛んに集めている光景が見らえました。
ほどなくしてこの「○○ライフ」は、マルチ商法や詐欺の疑いで倒産したことは皆様ご承知の通りです。
何かをタダで貰えるというだけで、悪意に満ちた場所へと足を踏み入れないように、「心の隙間に潜む邪気」を祓っておくことは自分への戒めです。
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「先生」と呼ばれる腹黒い邪気
都心でレストランを営む同級生に尋ねられました。
「A君が数人を伴って来店してくれたが、皆から「先生」って呼ばれてたけど、アイツは一体何の先生なのだ?」と。
以前のA君は、退職金目当ての海外リゾート会員権販売の会社をやっていた話をし、「実の所、商売の中身がとても怪しかった点。事務所を共有していた別の女社長も、これまた怪しい人物であった」等を話しました。
「先生」なんて呼ばれるのは、何かを教える立場などではなく、「偉い人物」を演じて金を得る手段に過ぎないだろう…と答えました。
東京都心で同級生が営むレストランで、馴染みを気取れて顔も立った。きっと、そういう巧みさも身に付けたのでしょう。
しかし、同級生と言えども、邪気に満ちた者を店に招き入れるのは「厄」が入り込む要因です。邪悪な者が入ってこない様に、お店を祓っておくことは大切なことです。
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毎日現れる邪気
悪意を持った人間は邪気を放ちます。
私たちの中に潜んでいる邪気がそれに呼応してしまい、邪悪に満ちた場所へと導かれないように、健康な体に祓っておくことは大切なことです。
そして、悪意を持った人間が、おいそれと自宅やお店や会社に入り込まないためにも、「節分祈願」は、現代にこそ必要な行事である気がします。
毎日届く、大量のフィッシングメールや、警察に成りすました詐欺電話。日本を貶めようとする悪意に満ちた政治家や偏向メディアの報道姿勢も、現代の邪気の姿です。
毎日うじゃうじゃと存在する邪気から、この一年間、皆様が取り込まれてしまいませんように、穏やかにお過ごし下さることを念じずにはいられません。

