「UFOと関係が深いとされる火山どうしを結ぶと、きれいな二等辺三角形を形成する。その三角形での出来事だったのか?」といった内容が、前回のブログでした。
UFOと火山との関係から始めた考察でしたが、実は思いもよらない「もう一つ」の事実も示しています。
今回は完結編。「諏訪大社と火山の関係」と言う内容です。
伊那谷は諏訪大社の御神域でもありますのでお付き合い願います。
そもそも二等辺三角形が地表に現れること自体、数学の意思・測量の意思が働いていやしないだろうか?と考えたりもしましたが、こればかりは神の領域・地球の意思なので判別は付きません。
ところが、興味深いことを見つけています。御岳山と八ヶ岳の火山どうしを結んだライン上には、確かな「神」の存在があることです。
御岳山は記憶にも新しい噴火の山ですが、一方の八ヶ岳も噴火で山頂が崩壊してしまう以前は、富士山よりも標高が高かったという事実も留めておいてください。
そして、御岳山と八ヶ岳を結んだ火山のラインを注意深く見てみると、諏訪大社のご神体とされる「守屋山」が存在しています。
余談ですが、「モリヤ」とは、旧約聖書にある「アブラハムが息子・イサクの首を神に奉げようとした場所」こそが「モリヤ山」であり、イスラエルの支族が諏訪にやってきた後、古代イスラエルのモリヤ山を、諏訪に置き換えたのが「守屋山」であるとも言われています。
「固い信仰心は、神に伝わる」その記述が旧約聖書での「モリヤ山」での出来事であり、アブラハムの信仰の確かさを見た神は、イサクの首を切ることを止めさせ、イサクの代わりに羊が生贄となったという記述に由来するものが、諏訪大社においては、鹿の首を神に捧げる神事として再現されている…という説を聞いたことがあります。
日本人の4割に、中東由来のDNAが含まれている事も相まって、
「日ユ同祖論」の根拠のひとつに加えられている話です。
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どうも、諏訪大社と火山には因果関係がありそうです。
寺田寅彦(物理学者・旧東京帝国大学教授)の仮説。「日本神話に登場する須佐之男命(スサノオ)の正体とは、火山の事ではないのか?」を当てはめれば合点がいきます。
火山の噴火は日本列島における地震と並ぶ最大の天災。天照大御神(アマテラス)は、暴れん坊のスサノオのせいで「天の岩戸」に隠れてしまったという神話は、「火山の噴火」による、アマテラスの岩戸での避難生活ではなかったのかとも考えれば現実味を得られます。
いずれにせよ、「スサノオ」は出雲系(=諏訪の)祖神であり、「火山」を司った神であるとすれば、2つの火山を遥拝し、怒りを鎮める場所として、ライン上にある守屋山を、諏訪の「御神体」としてお祀りしたようにも思えます。
さらに古代の諏訪の人は、この地が大断層(中央構造線と糸魚川静岡構造線)の交差点であることも何故かわかっていて、作家「戸矢 学」の言うように、御神木を神社の四隅に打ち付けて、地中に潜む「神の怒り」を封じ込めようとした「祈り」が「御柱祭」なのかもしれません。
「甲府事件」と伊那谷UFOの考察から始まった話は、「火山」がファクターとなり「諏訪大社」にまで及びました。
いずれも、当ブログによる誠に勝手な考察であることをお許し下さい。
古代史は謎に満ち溢れています。
2回に渡るヲタ話、お付き合いくださいましてありがとうございました。
諏訪大社前宮 一之御柱