中央アルプスの雪形
中央アルプスの山肌の雪解けを、様々な形に見立てた「雪形」が楽しめます。
(クリックで画像が大きくなります。)
カエルの合唱
5月のGW期間中は、水田を持っている農家にとっては遊んでばかりはいられません。田んぼ作りをしなくてはいけないのです。田んぼをお耕し(おこし)、水を張ると、どこにいたのか?いつ大きくなったのか?数日後からはたちまちカエルの合唱が始まります。陽が長くなった夕方から夜中じゅう、そして夏の終わりまで。大騒音のはずなのに、自然界のサウンドは苦にならないようになっているのは、人も自然の一部だからなのでしょう。(中沢地区からの中央アルプス)
光前寺のしだれ桜
2014春 桜と中央アルプス
ようやく長い冬をやり過ごし、この季節を迎える事ができました。昼間は暖房がなくても過ごせるほどに穏やかな気温上昇となり、花々は我を競うように咲き始めました。梅、水仙、木蓮、レンギョウ…。5月のGW頃までは花桃や山吹、つつじなどなど見事な景色を味わうことができます。一眼レフ持参のご年配のアマチュアカメラマンが多い事に気づかされる頃でもあります。「写真は中沢地区の天竜川沿いの桜越しに見る中央アルプス。右から伊那前岳、宝剣岳、檜尾岳~空木岳、南駒ケ岳」
長野県警山岳救助隊
長野県警と言えども、山岳救助隊員が常駐する警察署は4つしかありません。
①大町署 (北アルプス後立山連峰担当)、②安曇野署 (北アルプス槍穂高連峰担当)、③茅野署(八ヶ岳連峰担当)、そして我らが④駒ヶ根署 (中央アルプス担当)です。山岳救助隊員といっても、始めは皆が普通の巡査・おまわりさんなのだそうです。志願した警察官が、ロッククライミング等の厳しい山岳救助訓練を積み重ねて、晴れて山岳救助隊員として上記の4か所の警察署に配属されます。長野県では、冬山の遭難事故は決してめずらしくはありません。ほぼ毎日が冬山の遭難のニュースです。最近では軽装の韓国人ツアー客が、中央アルプス空木岳で遭難、死亡したニュースも皆さん記憶に新しいですね。懸命に救助活動を行う長野県警山岳救助隊員の様子がYouTubeにアップされていますのでご覧下さい。
(中央アルプス宝剣岳・滑落事故)
https://www.youtube.com/watch?v=64mll8XWIek#t=370
記録的な大雪
2月8日~9日の大雪から明けて間もなく、立て続けの14日~15日の豪雪は記録的な観測結果となりました。クルマを出すのに雪の中から掘り出さなければいけない有様で、自宅の敷地から外へも出られないほどの積雪でした。高速道路や鉄道はもちろん、市町村を結ぶ国道も各所で寸断され帰宅困難者が続出し、物流も滞りスーパーに食品が届かない事態ともなりました。雪が収まり、晴れ渡った16日の日曜日は、住民や建設業者総出で、胸の高さにまで達した雪の除雪に追われました。
いちご狩りシーズンが始まりました。
新年おめでとうございます。
年が明けて駒ヶ根市ではいちご狩りが本格シーズンを迎えています。
この地域では、広大なハウスでいちごや葉ネギを育てる水耕栽培が盛んです。
水耕栽培とは、土を使わずに植物に必要な栄養分は水に溶かして根に与える方法で、駒ヶ根市周辺は日本でも水耕栽培の先進地帯だと聞きます。
土を使わずに育てるのでバイ菌や雑菌が付きにくく、しかも建物内で育ついちごは汚れがなく清潔です。農薬の使用量が少なくてすむといった利点もあり安心ですね。
これからの長いシーズン、春休みやお花見をはさんでGW頃までの間は多くの観光バスや家族連れがいちご狩りに訪れます。
(駒ヶ根高原入り口/アクアロマン駒ヶ根園にて)
セカンドハウスを可能にする。
ビーナスラインから白樺湖へ向かうと、一面の銀世界でした。駒ヶ根でも近いうちに
同じ風景を見ることになりそうです。田舎暮らしといっても都市部には自宅があり、
駒ヶ根の家はセカンドハウスという方が数多くいらっしゃいます。その方々は、年の瀬と本格的な冬を前に、既に大阪や名古屋の自宅へと帰られました。伊那谷は冬用タイヤなどの冬の備えが必要ですし、暖房光熱費もかさみます。全てを投げ出して田舎へ移り住む事はリスクも高いですが、駒ヶ根周辺の中古住宅は高品質でリーズナブルですから、セカンドハウスとして所有しやすいという利点があります。駒ヶ根での田舎暮らしはセカンドハウスというスタイルもおすすめです。
伊那谷と地球温暖化
中央アルプスの麓の駒ヶ根高原には小さな人工雪スキー場「駒ヶ根高原スキー場」があります。12月中旬のオープンに向けて作業が急ピッチで進んでいます。
しかし30年ほどの昔までは、伊那谷の冬の遊びと言えば田んぼや貯水池を利用したスケートが最も盛んでした。伊那谷に育った中高年なら誰もがスケートが出来るのですよ。たとえ寒さ厳しい伊那谷でも、今はもうスケートリンクになるほどの厚い氷は張りません。地球温暖化の影響は、私たちも身近に感じています。